平成22年4月
高岡市民病院事務局

平成21年度高岡市民病院経営懇話会(第2回)の概要

(1) 日時:平成22年3月19日(金)午後4時~午後5時

(2) 場所:高岡市民病院第1会議室

(3) 出席者

  • 高岡市民病院経営懇話会委員
    • 稲尾次郎氏(副座長)
    • 米澤陽子氏
  • 事務局
    • 澤﨑病院長、山田副院長、加藤副院長、林看護部長、
    • 澤合事務局長、中嶋経営管理室長、鼎医事課長

(4) 協議事項

  1. 平成22年度高岡市民病院事業会計予算の概要について(資料No.1資料No.1-2)
  2. 平成22年度経営改善に向けた取組みについて(資料No.2)
  3. その他

(5) 委員からの主な意見(要旨)

  1. 平成22年度高岡市民病院事業会計予算の概要について
    • 22年度予算の診療単価の設定の考え方について
  2. 平成22年度経営改善に向けた取組みについて(地域連携の取組み)
    • 開業医からの紹介によって患者数の増加につながると思うので、地域連携によって患者数の確保を図ることが大切である。(診療報酬改定に伴う取組み)
    • 22年度の診療報酬改定は開業医側にとっては、患者との24時間連絡体制の整備や患者への明細書の提供(患者が希望しない限り渡すことが義務化)などにより、多少の加算はあるが、朗報とはいえない。
    • また、これまでは、脳卒中と大腿骨頸部骨折に係る連携評価は、急性期病院からリハビリ機能のある回復期病院等へ転院した場合だけであり、最終的な受け皿である開業医には加算がなかったが、22年度では開業医にも評価されることとなった。
    • 新規加算項目では、がん治療連携指導料として開業医ががん診療連携拠点病院と連携することにより加算対象となった。このほか、月1回、認知症専門医療機関に対する診療情報の文書を添えて患者の紹介を行った場合に、診療情報提供料が50点加算となった。病診連携すると開業医側にも多少の点数が取得できる改定内容となっている。
    • 市民病院にはインターフェロン治療に取り組んでいる医師がおり、肝炎については開業医もパスができているのであるから、肝炎のインターフェロン治療計画料の取得ができればいい。
    • 医師事務作業補助100対1から75対1に取り組むということであり、医師の負担軽減や窓口での待ち時間の短縮につながるよう今後とも努力していただきたい。
  3. その他
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