平成24年3月
高岡市民病院事務局
平成23年度第2回高岡市民病院経営懇話会の概要
1 日時:平成24年3月15日(木)午後4時~午後5時30分
2 場所:高岡市民病院第1会議室
3 出席者
- 高岡市民病院経営懇話会委員
- 川渕孝一氏(座長)
- 稲尾次郎氏(副座長)
- 鷲山浩一氏
- 米澤陽子氏
- 事務局
- 澤﨑病院長、加藤副院長、野手副院長、遠山副院長、
- 林看護部長、川端事務局長、後田経営管理室長、鼎医事課長
4 協議事項
5 委員からの主な意見(要旨)
- (1) 平成24年度高岡市民病院事業会計予算(案)について
- 平成24年度の1日あたりの外来患者数の見込(985人)は適正なのか?
〔回答〕
本年度の外来患者数は968人(2月末まで)であることや、専門外来の充実を図ることとしており、適正であると考える。
- 平成24年度の1日あたりの外来患者数の見込(985人)は適正なのか?
- (2) 平成24年度経営改善に向けた主な取組みについて
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地域連携の取組みの中で、平成24年度目標として紹介率45%、逆紹介率26%と掲げている。今の実績がそれぞれ31.9%、25.1%であることから、達成可能であるのか?
〔回答〕
本院は地域医療支援病院を目指しており、今回の診療報酬改定にも、地域連携の強化が謳われていることから、目標値として少し高めの設定ではあるが、引き続き、きめ細かな病診連携を図り達成できるよう努めたい。 -
ジェネリック医薬品の採用比率が平成22年度で11.3%であるが、目標を20.0%としている説明があった。実現可能であるのか?
〔回答〕
今回の診療報酬改定では処方箋の様式が簡素化され、調剤薬局においてジェネリック医薬品の選択が容易になること。また、従来から本院の薬事委員会では、ジェネリック医薬品の採用の促進について協議していることから、目標値として掲げたものである。 -
費用節減の取組みの中の全国自治体病院共済会のベンチマーク分析を活用としているが、単価は一般的に高いと実感している。民間企業のベンチマークもあることから、参考(比較)にされたほうがよい。
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- (3) 第Ⅲ期中期経営計画(病院改革プラン)の見直しについて
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今回の見直し案にある平成24年度の経常収益や経常費用の数値と、先ほど説明のあった平成24年度高岡市民病院事業会計予算(案)のこれらの数値の差異について説明願いたい。
〔回答〕
この差異は、予算額と決算見込(予想)額の差異である。具体的には、経常収益の中の一般会計からの繰入金については、予算額(当初)では、一部、補正予算対応するものがある。 一方、第Ⅲ期中期経営計画では、各年度の決算見込(予想)額で計上していることから、差異が生じている。
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- (4) その他
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平成26年度黒字化を目指すこの計画を実現するために、それぞれの施策の行動計画が必須と考えるが。
〔回答〕
それぞれの行動計画は、資料2の「平成24年度経営改善に向けた主な取組み」がそれを示している。例えば、紹介率45%にするためには、引き続き、きめ細かい病診連携を図っていくこととしている。
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