風しん患者の増加に伴い、先天性風しん症候群の発生の予防のため、任意の予防接種を希望される方が増加しておりますが、現在使用されている麻しん風しん混合ワクチンが一時的に不足する状況となっております。
 つきましては、今後、本ワクチンの安定供給の目途がつくまでの間、任意の予防接種について、妊婦の周囲の方及び妊娠希望者又は妊娠の可能性の高い方で、抗体価が十分であると確認できた方以外の方を優先して接種いたしますので、ご理解をお願いします。
 なお、抗体価が十分かどうかの測定については、2階の検診部で受け付けておりますので、遠慮なくご相談ください。

                                     高岡市民病院長

【風しんはこんな病気】
風しんウイルスに感染することで発症します。「三日はしか」とも言われ、発熱、全身の発疹、リンパ節の腫れなどの症状が出ますが、3日程度で改善します。

【妊娠中に感染した場合】
妊娠中(特に妊娠初期)に感染すると、赤ちゃんに難聴や心疾患、白内障などの障害(先天性風しん症候群)が起きる可能性があるため、特に注意が必要です。

【予防策】
風しんは予防接種で感染を防止できます。しかし、女性は妊娠中に予防接種が受けられないため、接種できるときに早めに受けるようにしましょう。また、夫や家族など周囲の方が予防接種を受けて免疫をつけ、妊婦を風しんの感染から守ることも大切です。
本院では職業感染防止対策として、風しん、麻しん、水痘、流行性耳下腺炎の抗体価検査を全職員に対して実施しています。

予防接種については、下記の案内をご覧ください。
予防接種のご案内

お問い合わせ

検診部 
〒933-8550 富山県高岡市宝町4番1号 TEL 0766-23-0204(内線2200)