診療科目:小児科
カテゴリー | 必修科目・選択科目 |
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一般目標 |
日常診療における病歴聴取、診察(理学所見)、鑑別疾患(検査など)、初期治療といった基本的な内科的診療技術の習得を目指す。しかし、小児科診 療においては、下記に示すような特徴があり、こういった特徴をよく理解し、小児プライマリ・ケアの基本を身に付けてもらうことを目標とする。
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研修期間 | 4週 |
A. 指導体制
- スタッフ
役割 | 氏名 | 職名 | 資格 |
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科目責任者 指導医 |
辻 春江 | 小児科主任部長 |
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指導医 | 森腰 夏子 | 小児科主任部長 |
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B.指導原則・方法
- 小児科病棟の患者を担当し、同病棟の医療スタッフとして診療にあたる。ただし、重症の白血病など、あまりに専門的な病態の患児は受け持たず、プライマリ・ケアを中心に、基本的な疾患の診療にあたる。
- 小児科一般(初診・再診)外来はもちろんのこと、各専門外来(午後も含む)にも参加し、診療補助・検査補助を行う。
- 月に数回の日直・当直を行う。時間外のポピュラーな小児疾患を経験する。 月に1回ある開業医との合同小児科症例検討会に参加する。
C.週間スケジュール(表)
8:30~12:00 | 13:00~17:15 | ||
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月 | 病棟 | 病棟 | |
火 | 病棟・新生児検診 | 病棟・予防接種 | |
水 | 病棟 | 病棟・心エコー | |
木 | 病棟・新生児検診 | 乳幼児健診 | |
金 | 病棟 | 病棟 |
D.科目責任者からのメッセージ
感染症を中心に、基本的な小児疾患をできるだけ多く受け持ち、小児の診療に慣れて欲しいと思います。そして、小児科以外の専門分野に進んでも、小児患者を含めたprimary careが遂行できるような医師になることを期待します。