認定看護師の紹介

看護部では、熟練した看護技術と知識を用いて、水準の高い看護実践のできる認定看護師の育成に力を注いでいます。
現在、認定看護師は17名で、それぞれの力を生かせる職場に配置され、いきいきと活躍しています。

乳がん看護認定看護師 蔭浦 瑞希

乳がん看護認定看護師
蔭浦 瑞希

セルフチェックで違和感があったら気軽に
相談してください

乳がんは年間5万人以上が罹患し、女性のがん罹患率第1位となりました。乳がんに罹患する年齢は30歳代から増加し、40歳後半にピークをむかえます。この年代の女性は、社会や家庭における役割が大きく、乳がんに罹患することで様々な困難に直面します。その困難を抱える気持ちに寄り添いながら、治療に伴う作用や副作用や心理・社会的な問題に関する相談を受け、支援しています。病棟や乳腺外来、外科外来で活動し、気軽に相談してもらえるよう心掛けています。

がん化学療法看護認定看護師 飯澤 泉

がん薬物療法認定看護師 藤堂 由紀

がん薬物療法認定看護師 宮西 えり

がん化学療法看護認定看護師
飯澤 泉

がん薬物療法認定看護師
藤堂 由紀、宮西 えり

抗がん剤の説明はゆっくりと時間をかけて
行っています

有効な抗がん剤などの開発により、外来で化学療法によるがん治療を受けられるようになりました。患者は入院せず、通常の生活の中で化学療法によるがん治療を受けることができます。がん化学療法を受ける患者や家族に、抗がん剤の安全な投入の説明や治療選択などの相談、副作用症状の管理や自立生活の支援、心理面、社会面でのアドバイスやサポートを行っています。外来化学療法室を中心として、外科外来や病棟でも活動しています。

感染管理認定看護師 高原 紀子

感染管理認定看護師 長谷川 裕

感染管理認定看護師 大坪 浩二

感染管理認定看護師
高原 紀子、長谷川 裕、大坪 浩二

病院感染から皆さんを守ります

感染管理認定看護師として、患者・家族・病院職員を病院感染から守るため、感染対策部会メンバーと協働して組織的に取り組んでいます。具体的な内容として、院内ラウンド、抗菌薬ラウンド、病院内外の感染情報収集や感染防止対策の指導等を行っています。また、他施設との合同カンファレンスやラウンドを実施し、他施設の職員と連携しています。感染防止対策は、一人ひとりがその必要性を理解し実施することが求められます。安全で安心な環境を提供できるよう、感染対策部会メンバーとともに感染対策の推進を図ります。お気軽に病院にお問い合わせください。

緩和ケア認定看護師 河上 裕子

緩和ケア認定看護師 村田 裕子

緩和ケア認定看護師
河上 裕子、村田 裕子

緩和ケアは特別なことではなく、
看護の基本に通じます
話しを伺い、意向や希望をサポートすることを大切にしています

緩和ケア認定看護師は、緩和ケア病棟と緩和ケアチーム専従と1名ずつ配置され、入院および外来通院中の患者と家族の皆様に質の高いケアを提供できるよう活動しています。

平成28年3月に開設した緩和ケア病棟では、“第2の我が家”をテーマとして、その人・その家族らしく過ごせるサポートを心がけています。緩和ケア外来では、自宅での生活がより快適になるよう症状緩和を行い、地域医療部と連携しながら療養環境を整え、多職種で構成された緩和ケアチームのラウンドや事例検討会では、患者と家族の最善を考え、看護師としてできることを見出しています。

皮膚・排泄ケア認定看護師 東城 美智代

皮膚・排泄ケア認定看護師 田中 麻美

皮膚・排泄ケア認定看護師
東城 美智代、田中 麻美

療養生活を快適に過ごすためのサポートを
行っています

創傷ケア・ストーマケア・排泄ケアを通して、快適な療養生活が過ごせるよう、スタッフと共に、笑顔で患者をサポートしています。

<創傷ケア>
傷の有無に関わらず、皮膚の健康を守ることを目的としたスキンケア・褥瘡予防を指導し、相談を受けています。

<ストーマケア>
ストーマ外来(完全予約制)を担当し、病棟と連携しながら、入院前から退院後まで継続したサポートを行います。

<排泄ケア>
人間の尊厳を守り、快適な入院生活を過ごせるよう、専門的知識と技術を用いた個別的な相談・指導をしています。

認知症看護認定看護師 古川 和臣

認知症看護認定看護師 西田 律英

認知症看護認定看護師
古川 和臣、西田 律英

認知症患者さんが安心して療養生活を
送れることを目指しています

認知症の方は記憶障害を患いながらも、今までの生活史の中の記憶をたどりながらその人らしく生きています。しかし、入院などの急激な環境の変化により、混乱や不安が増強し、暴言・暴力・徘徊などの症状が悪化することがあります。そのような時には、その人の思いを理解することが重要です。認知症を患いながらも生活している“人”に焦点を当て、私たち看護師も環境の一部であることを理解し、認知症の方が安心して療養生活を送れるように支援していきたいと思います。

慢性呼吸器疾患看護認定看護師 奥田 公也

慢性呼吸器疾患看護認定看護師
奥田 公也

悩みや気持ちに寄り添いながら
生活の質が保てるようサポートさせていただきます

慢性呼吸器疾患とは、慢性閉塞性肺疾患、間質性肺炎、喘息、肺炎などの総称です。肺胞の破壊や気道炎症は、不可逆的かつ進行性で憎悪を繰り返すたびに肺機能は低下し、予後が悪くなります。残された肺機能や身体機能を維持するためには、憎悪を最小限にとどめておく必要があります。平成29年に呼吸ケアチームを結成し、人工呼吸器装着患者を対象としたラウンドを実施しています。多職種と協働しながら質の高いケアを提供できるよう活動し、その人の悩みや気持ちに寄り添いながら、生活の質が保てるようにサポートさせていただきます。

慢性呼吸器疾患看護認定看護師 奥田 公也

摂食・嚥下障害看護認定看護師 酒井 葉子

摂食・嚥下障害看護認定看護師
尾崎 佐有里、酒井 葉子

安全で楽しい「食」を支援します

疾患や加齢に伴う身体的・精神的機能の低下により、食べること、飲み込むことに障害をきたした患者さんに安全で楽しい「食」を支援することが私の役割です。患者さんの摂食嚥下機能を評価し、食べやすい食事形態の検討、食事介助法、食事に適した姿勢の調整を行います。また、口腔ケアを中心とした口腔機能の改善、栄養サポートチームの一員として、栄養状態の把握や管理も行っています。一人でも多くの患者さんに「食べることをあきらめない看護」を提供していきたいと思っています。

糖尿病看護認定看護師 寺澤多英

糖尿病看護認定看護師
寺澤多英

糖尿病とともに療養生活が送られるよう
サポートします

糖尿病の治療目標は、病気の悪化や合併症を起こすことなく、その人らしく健やかに日常生活を過ごすことです。そのために糖尿病とうまく付き合いながら療養生活が送られるよう、療養生活や治療に関する相談を受けたり、フットケアを行います。そして、患者さんやご家族の気持ちに寄り添いながら、医師・管理栄養士・薬剤師などと連携し、チームで患者さんやご家族をサポートしていきます。

精神科看護認定看護師
堺 聖友士

精神科看護認定看護師
堺 聖友士

看護部の資格取得者

看護実践能力の向上を目指して、さまざまな資格を取得しています。

2023年4月現在
資格 人数
緩和ケア認定看護師 2
皮膚・排泄ケア認定看護師 2
がん化学療法認定看護師 2
感染管理認定看護師 2
乳がん看護認定看護師 1
認知症看護認定看護師 2
慢性呼吸器疾患看護認定看護師 1
摂食・嚥下障害看護認定看護師 2
糖尿病看護認定看護師 1
精神科看護認定看護師 1
手術看護認定看護師 1
認定看護管理者 3
臨床実習指導者 35
透析技術認定士 3
BLSインストラクター講習会修了 5
3学会合同呼吸療法認定士 4
日本糖尿病療養指導士 6
糖尿病重症化予防(フットケア) 4
消化器内視鏡技師 8
認定IVR看護師 1
看護必要度評価者院内指導者 64
がん相談支援員 6
日本癌治療学会認定データマネージャー 2
社会生活技能訓練(SST) 11
新生児蘇生法 10
助産実践能力習熟段階クリニカルラダーレベルⅢ 6
JPTECインストラクター 6
ICLSインストラクター 2