診療科の取り組み
皮膚科は皮膚と口腔及び外陰・肛門粘膜疾患を扱う科です。言い換えると身体のうち、眼以外で実際に見たり触れたりすることができる全ての部位の病的状態を対象に診療を行っています(ただし口腔内は耳鼻咽喉科・歯科口腔外科、外陰部は泌尿器科・婦人科、肛門粘膜は外科と若干オーバーラップします。)。その他、毛・爪についても皮膚科で診療を行っています。
皮膚は環境と生体のインターエースにあり、内臓の鏡であるとともに、環境の影響を色濃く反映する臓器でもあります。そのため皮膚疾患の診察から思いもよらない内臓疾患が発見されたり、日常生活の改善の必要性が生じたりすることがあります。当科では薬剤の投与だけではなく、できるだけ疾患の原因や悪化要因を明らかにするため、総合病院の特性を十分に活用し、他の診療科とも連携を図っています。
診療内容(特徴・特色)
最近、疾患や診療に対する誤解から治療がうまくできない方々をよく目にします。当科ではできる限り疑問を残さないように、丁寧な診察、説明を心がけています。近年、アトピー性皮膚炎や乾癬などの慢性疾患に対して新薬(生物学的製剤、JAK阻害薬)が登場したことで、治療方針や治療目的が大きく変化しています。当科では、これらの薬剤を積極的に用いて治療を行っています。
また、皮膚腫瘍に対する手術や重症疾患の入院治療も行っています。
外来診療担当表
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
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8時30分~11時30分 | 森(直) | 森(直) | 森(直) | 森(直) | 森(直) |
14時30分~16時 | - | - | - | 手術 | - |
担当医師
部長(皮膚科診療科長)
森 直哉(もり なおや)

専門領域・得意分野
皮膚科一般、皮膚外科
資格・学会
- 日本皮膚科学会専門医
- 日本皮膚科学会指導医
モットー・患者さんへの一言
丁寧な診察と説明に努めます。
手術件数
症例 | 令和2年度 |
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皮膚腫瘍摘出術 | 26件 |
デブリードマン | 1件 |