診療科の取り組み

形成外科は、目で見ることができるところにある異常を、機能だけでなく、形態的にも、できるだけ正常に復元し、患者さんの社会復帰を図ることを目的とする診療科です。

対象とする疾患は顔や手足の外傷・変形・機能障害(裂挫創、骨折、腱断裂、神経・血管の損傷、切断、顔面神経麻痺、槌指変形、デュプイトレン拘縮、その他)を中心として、熱傷、外傷性瘢痕拘縮、ケロイド、肥厚性瘢痕や、先天異常(多合指症、眼瞼下垂、耳介変形、その他)、皮膚および軟部組織の腫瘍・感染症、医原病(抗癌剤の点滴漏れ、その他)などです。

診療内容(特徴・特色)

切断指、血管・神経損傷に対し、手術用顕微鏡を用いた再接着術・神経縫合・神経移植・血管吻合などによる再建手術を行っています。
また、炭酸ガスレーザーを使って、小さな腫瘍に対する日帰り手術も行っています。

代表的な疾患

先天異常 多合指症、眼瞼下垂、耳介変形など
顔や手足の外傷・変形・機能障害 裂挫創、骨折、腱断裂、神経・血管の損傷、切断、顔面神経麻痺、槌指変形、デュプイトレン拘縮など
その他 熱傷、外傷性瘢痕拘縮、ケロイド、肥厚性瘢痕、医原病、皮膚および軟部組織の腫瘍・感染症など

外来診療担当表

 
午前 8時30分~11時30分 榎本 榎本 榎本 榎本 榎本
午後 手術 手術 手術 検査 手術

担当医師

主任部長(形成外科診療科長)

榎本 仁(えのもと じん)

専門領域・得意分野

形成外科一般

資格・学会

  • 日本形成外科学会
  • 日本手の外科学会
  • 日本褥瘡学会
  • 日本創傷外科学会

モットー・患者さんへの一言

丁寧な診察を心掛けています。

趣味

旅行

非常勤医師

海老沢 武志(えびさわ たけし)

専門領域・得意分野

形成外科一般

非常勤医師

林 祐弥(はやし ゆうや)

専門領域・得意分野

形成外科一般

手術実績

手術名 平成27年度 平成28年度 平成29年度 平成30年度 令和元年度 令和2年度
植皮形成手術 6件 6件 8件 4件 6件 7件
皮膚腫瘍切除術 224件 178件 186件 184件 147件 168件
その他 99件 112件 84件 114件 108件 98件
総手術件数 329件 296件 278件 302件 261件 273件