1. かかりつけ歯科医院にて対応困難な歯科治療や急性炎症
2. 顎関節症
3. 口腔乾燥(ドライマウス)、舌痛症、味覚異常
4. 外傷
5. 口腔粘膜疾患、口腔腫瘍
6. 口腔ケア(周術期)、摂食嚥下
7. その他(インプラント)、セカンドオピニオンなど

当科は歯科治療における2次医療機関を担っており、かかりつけ歯科医院にて対応困難な心疾患、脳血管障害、透析、糖尿病などを有する患者さんに対する観血処置(血が出る処置)、歯性感染による消炎やその起因歯の抜歯、親知らずなど顎の中に埋まっている歯の抜歯。その他、一般的な歯科治療(虫歯、入れ歯)にも必要に応じて対応しています。

口腔外科としては、口腔粘膜疾患や口腔腫瘍の検査診断および治療、近年増加傾向にある口腔乾燥症(ドライマウス)や舌痛症、シェーグレン症候群に対しても専門的に診察を行っております。口腔腫瘍は良性、悪性によって検査、治療法が大きく変わりますので先ずはご相談下さい。状態によっては最適な科、または施設へのご紹介をいたします。

また口腔疾患が全身へと悪影響を及ぼすことが指摘されており、周術期(手術目的の入院)口腔ケアや長期入院患者さんへのケアにも対応しています。基本的には入院患者さんが対象となりますが、必要あれば外来受診でのケアも可能です。 治療に対して入院や全身麻酔が必要であったり、何らかの理由で通常の歯科治療が受けられない方、その他、経過が思わしくなかったりセカンドオピニオンを求められるなど、口腔内(歯、舌、口腔粘膜、顎骨)の様々な不都合に対しも広くご相談に応じています。